昨日はグループ企業にある各部門を3分割してそれぞれが年に4回、合計年12回(つまり毎月)開催する「グループ懇親会」でした。
総勢8名という、全員で会話のできる人数限定で実施しているこの取り組み、1:n、n:nで意思疎通を図る、非効率ですが効果の大きいものになっています。
毎回、参加する幹部から自部門の最前線で頑張るスタッフの様子を、まさに身銭を切って他部門に共有してもらっています。
「会社の行事なんだから全て経費で賄えばいいじゃないか」という 声も一部にはありますが、職場における感謝の気持ちを形を表すのに、「ポケットマネー」は有効な道具なのです。なので、他の懇親会と異なり、このグループ懇親会は全額社長も含めた幹部のポケットマネーで運営されます。
昨日は懇親会に先立ち、同じ居酒屋で幹部の人事評価フィードバックを行ないました。(もちろん酒は飲まずにです。)
非常に嬉しかったのは、複数の幹部から「この業績が挙げられたのは、一重に部下のおかげです」という言葉を聞くことができた事。
一昔前なら、自分が頑張った事、自分がやった事中心の報告だったことを考えると、多様性を尊重し、それぞれの強みを活かしあい、補完し合うという「相互依存のチーム」に向けた変化が進んでいることを感じます。
問題を発見することが得意な人、発券された問題を解決するのが得意な人、場の空気を作ることが得意な人、批評をすることで大きなリスクからチームを守ることが得意な人、いろいろな個性を紡いでいくことで、一人ひとりの存在ではなしえない大きな成果をあげましょう!