自社の活動に加えていわゆる「業界活動」に時間を割くことには賛否両論あるかと思います。
そもそも弊社ぐらいの中小企業が「業界」を相手に本当に影響力を発揮することができるのか、という疑念はごもっともなことだと思います。
が、実際にいろいろな活動に参加して感じるのは、やはり「業界」としての「まとまり」をもっていることで、いわゆる「世間」との接点づくりが進み、ひいては自社・自店が世の中でできること・成果につながる幅が広がるということです。
「誰かがやらねばならぬこと」を人任せにして美味しいとこ取りをする、それが短期的には最も利益につながるのでしょうが、例えて言うなら狩場や漁場でも採取するばかりでは荒廃し、すぐに新しい場へ流転しなければいけなくなるように、あらゆる産業も「持続可能」の観点に立った「公の環境整備」も必要だと考えます。
フリーライダー問題は昨日今日我が業界だけに起きている問題ではなく、自由主義経済で生きる(生きてきた・生きていく)人々共通の課題悩み事ではありますが、「強かな正直者」となることを目指して、できることをやっています。
とはいえ、自社の活動が企業経営者としては本筋。「仕組み・環境づくりが社長の役割で、成果を上げるのは社員のお手柄」と言い切りたいところですが、大きな変革期には指示を出したほうが早いし、指示の実施に集中したいという人がいるのも事実。
湯〜ねるで準備している「宴会プラン」のメニューぎめも、自社内のイベントをテストケースとして実施し、微妙な調整を重ねています。
第1回 第2回 第3回
テレビではコロナ村住民の方々が喜々危機としてオミクロン株を報道してますが、感染症騒動からの回復が最も遅れているカラオケ店も、都市部から郡部へ、人流回復の傾向は広がり始めたところです。4週間に一度の環境整備点検は、現場を支えてくれるアソシエートとの貴重な交流の機会です。
新人さんでも対応できる環境づくり 郡部ほど人の流れはゆっくり こちらもコロナで人心一新
パチンコ部門の方も同様に環境整備点検。継続してテーマは「差別化」、すなわち、他人が見て「異常」と理屈なく思えるかどうか、です。
出発点は評価する人の言動をしっかり観察し、心情に寄り添うこと。言われたことをやっただけでは「当たり前」の世の中、評価者本人自身も気づいていない、深い「需要」を掘り起こすためには、異常なぐらいの観察力が原点になる。
観察力は天性の才能ではありません。かのサム・ウォルトンも「私が誰よりも一番店を見てる」と言っているように、簡単なことを呆れるほど積み重ねることで、凡人は凡人ではなく自らの持っていた才覚を開放することができるのです。
4週間に一度の引き締め日 これでもかこれでもかと「使い倒す」 おもちゃではなく、販促です 関連業者様の心象も大切に。
パチンコ店の環境整備点検では当たり前にやっている、実施直後の「アセスメント(評価)」は、「やることが目的」な状態から「成果を出すことが目的」であることを思い出させるためにも、ありとあらゆる活動の後に、必要最小限のコストで実施することが大切。ITツールも使えば、アルコールも使う。情報を広げることとまとめること、抽象と具象の往復ビンタが、誤りに早く気づき、対策を早く実施することで世の中への貢献を効率的に実施するためには大切です。
点検後のアセスメントで磨き続ける。 発想の幅を広げるためには紙も活躍。 「モデリング」を実践。
努々、飲むことが目的になることなかれ!