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新人研修!

2020年、4月1日から迎える新入社員の最後の「内定者研修」、今年は当社初の東北での開催となりました。

内定者達は1台の車で千葉から約500kmを移動。自分はスケジュールの都合上一人電車移動ですが、車中はご覧の通り、全く「三密」ありません。新花巻駅で新幹線から乗り換えます。2011年の震災直後は頻繁に訪れていた岩手県ですが、復興が進んでいる様子はそこかしこのサインを見ても感じます。関東ではメディア・ネットで喧騒とした空気感もあるようですが、東北の風景は気持ちに落ち着きをくれます。駅表示ワンマンカーで100分ほどののんびりした列車移動です。2011年5月に訪れた以来の釜石駅。躯体を残しつつ、ファサードなどの改築で現代のニーズに合わせようとしている。駅で内定者たちと合流し、そこから車で10分ほどの宿へ。

以前から地元では「いざというときにはここに集まれ」と言われていた伝統ある宝来館さんです。海と山の間にある建物は、2011年の津波でも本館の躯体は残ったという立派な建物。道路側に位置する部分は新築とのことです。
夜は内定者たちと、なぜこの研修を13年にわたってやり続けているのか、なぜ今回釜石で行っているのか、何を感じてほしいのか、ということを語って、長旅の疲れもあるので休んでもらいました。翌朝は、ご自身も津波に飲まれる体験をした女将の岩崎昭子さんに、被災の様子、そこからの釜石が頑張ってきた姿、2019ラグビーワールドカップのお話を伺います。内定者(新入社員)達にとってみては、自身はまだ小学生〜中学生時代の話。
被災地に来ることも初めてという参加者も多く、こんな身近だけど知らなかった事実がたくさんあることに気づいてもらえたと思います。世界を騒がす新型コロナウイルスの影響で、利用者数も大きく減少しているという現実問題とも全力で明るく向き合う、宝来館さんの取り組みや、東日本大震災の時に失われた命のあり方を考えることで、我々の頑張りはまだまだこれからということを気づかせていただきました。ありがとうございます。宿から1kmの釜石鵜住居復興スタジアム へ。
つい昨年は台風にも見舞われた。これからも様々な困苦がくることだろう。
でも、それを乗り越えてきた人と人のつながり・チームが持つ耐性は、そんなに悲観するべきものではない。
やってきたことをベースに、更にできることを増やしていこう。
そんな気持ちにさせてもらえた釜石でした。

続く

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