流行りものには乗りたい方なので、「聖地巡礼」の一点突破で会津に行くことを思いつき、家族を巻き込んで1泊2日のミニ旅行で会津に行ってきました。
当社に転職し、パチンコ業界での仕事に就くにあたって、現場体験をさせていただいたニラクさんの本拠地郡山まで新幹線、そこからはスタッドレスタイヤを装着したレンタカーで移動です。
動機となった温泉に行く前に、周辺の情報を集め、いくつかの場所に立ち寄ります。店舗でも、目的商品があれば付帯商品も売れる、という現象がまさにこれですね。
ということで、「付帯商品」というと怒られそうな、立派な佇まいの鶴ヶ城。
感染予防対策をしつつ、集客に頑張る姿を垣間見ました。
雪が振り始める中、大内宿も寒中散策。個人的には、寒い場所は寒い時期に訪れるのが一番「らしさ」を感じられると思いますので、そういった意味では素晴らしい天候に恵まれました。
で、目的のお宿「大川荘」に到着。予約がなかなか取りづらい環境だったそうですが、Go Toトラベル休止報道騒動などの影響か、若干のキャンセルも出ているようで、幸運にも直前での予約にも関わらず部屋を確保することができました。
で、この風景を見に、いままででは思いもよらなかった旅客が増えているそうです。宿のスタッフも「ここだけ見に来るって方もいるんですよ」とおっしゃってましたが、長い歴史の中でも、何度かの「奇貨」を活かして、強みの再発見・再発信ということができるのではないかと思いました。
こちらのお宿の本質はやはり「温泉」「渓谷を生かした景観」、差別化ポイントは先日訪問した西村屋さんでも感じた「従業員に染み込んだ文化」によるお客様満足度の向上だと思います。
時代は団体旅行に基軸を置いての経営から、個人客に基軸を置いての経営に変化し続けるのかもしれませんが、そんな中でも現有の有形・無形の「資産」をどのように活かすのか、という視点での経営をしたいと感じました。
だからこそ、「差別化」「徹底」という価値観をチーム全体で更に実践していきたいと思います。
