金曜日、第176回目になる環境整備点検です。
なかなか世の中が落ち着かない中の開催、バス会社様も万全の体制で臨んでいただきます。サポートセンターの点検時に必ず立ち寄る創業者が社長室として使っていた部屋。
参加者の中での最古参メンバーが創業者との思い出話を話してくれますが、徐々に実物との接点を持たない参加者も増えてきました。創業者が亡くなってから14年が経ち、歴史の経過は早いものです。各店舗、空調管理については慎重を期しています。もともとパチンコ店はタバコの煙との戦いだったので、換気能力は抜群の物を持っておりますが、今年は湿度・二酸化炭素濃度の指標についてもチェックを重ねてまいります。おっと、なかなか貴重なYouTubeから送られてきた盾。
先日の放送では衝撃的なご報告もありましたが、末永く業界を盛り上げる一助となる番組作りを目指して欲しいと思います。パチンコ業に限らず、感染症の流行下での行動には全ての生活者が注意を払う必要があり、リーズナブルな内容でも十分確率を小さくできる行動が多数ありますので、(累計で0.1%の陽性反応者数になる確率が0.05%になるとかぐらいの効果と考えればわかりやすいでしょう。)みんなで頑張りましょう。正しい情報があってこそ、安心「感」が広がる。世の中で事実に基づかない見解を公共の電波を使って拡散する残念な行為が未だに残る中ですが、市井の我々としてはできることを精一杯やるという行動を続けましょう。今回の点検中に、各店舗で取り組む「いまできること」の知恵を多数確認できました。
我々が更に世の中に貢献できる存在で有り続けるためには、「より多くの衆知を集めて、集団で動く」能力をもっともっと高める必要がある。
そのためのIT化であり、そのための懇親会であり、そのための環境整備点検です。
もう一つ、今回の点検でちらほら見受けられたのが、話題の漫画にまつわる商材の数々。日本記録を打ち立てようかという作品が、こんな環境下で登場して成果を上げている、後付的な理由が各所で述べられていますが、素直に学ぶべき点を学び、自分たちも「エンターテインメント」という人間の想像力が生み出す価値を商材としている集団として少しでも近づけるようにがんばります。厳しい営業環境であっても、お客様の安全・安心のためには試行錯誤で設備改善を進めます。
大切なことは、道具を買うことではなく、その結果としてどのような反応をお客様から頂いたかということを現場と数字で拾い上げてくること、結果に基づき自分たちの仮説を評価し、次の行動サイクルにつないでいくことです。
今回の点検中は、参加者と多くの実例に基づく考え方の共有を重ねることができました。各店舗で全国遊技場青年部連合会が作成した動画を流して、お客様を通じた世間の啓蒙活動を実施しています。入り口の一等地でしっかり告知できてます。cocoaや千葉市のコロナ追跡サービスなど、行政が準備した検知サービスも知られなければ効果は上がりません。生活者一人一人の情報入手・対応力を上げることは必須であり、学校教育だけでなく、従業員への教育も企業が果たすべき社会的責務の一つだと考えております。
冬を迎えるに当たり、予防薬・治療薬が市中に出回り、気候が暖かさを取り戻すまではしばらく感染への注意感度を上げて生活することが必要なことは想像に難くありません。
一方、道理に合わない過剰な防衛行動による経済の失速による失業などが原因となった自傷行為の件数が増えてきていることも深刻に考えなければいけません。顕在化していなくても、ギスギスした空気感が生まれているのは事実です。衣食足りて礼節を知る、という人間の心理は、普遍的であると言わざるを得ないでしょう。
一刻も早く、感染を怯える人間感情を踏まえた、新たな価値創造・価値提供を担える存在になるよう、環境に変化する体質を鍛えつつ、小さく早い試行錯誤を継続していく所存です。