G Suiteのビジネスチャットツール、その名もそのまんま「Google Chat」にタスク機能が追加されました。これで当社でも長年利用していた「ChatWork」の機能に比肩できるレベルになったのではないかと思ってます。
慣れ親しんだツールを乗り換えるには相応の労力がかかるのですが、「知恵の集約」という目的を一番確実にできそうなことが、ChatWorkからGoogle Chatへの移行による、G Suiteでの「知恵の一元管理」だという戦略的思考を実践できるか、現在試行中している様子をちょっとだけ披露させていただきます。
他にも、パソコン版のGmailにもTo Doリストを表示させる機能があり、そちらのTo Doリストとももちろん連携していますので、出先ではアプリのTo Doリスト、事務所ではパソコンのGmailで、仕事のモレを減らすことができます。
【ここ重要】
今回のChatのアップデートの画期的なところは、G Suiteに今までなかった「チームのメンバーにタスクを割り振る機能が登場した」、ここに尽きます。
基本的に自主自立した仕事の進め方をしているっぽい、Googleの方々は「セルフマネジメント」が当たり前で、他人にタスク管理をされるなんて状況はあまりなかったのかもしれず、それがG Suite製品にも影響を与えていたと思います。
一方、ChatWorkに慣れている人からすると、同じ仕事をチームで行う状況につかう「タスク機能」はとても便利で重要な機能でした。
このギャップが、当社でも社内連絡をG SuiteのアプリでやりたかったのにChatWorkを残していた最大の理由だったのですが、今回のアップデートで「知恵はすべてGoogleのデータレイクに放り込み、使う時は検索で探してくる」という最高にシンプルなやり方に向けての大きな進歩が得られたと感じてます。
もちろん、数年に渡って慣れ親しんできた道具を乗り越えるのは大きなハードルですし、当社でいうと、スケジュール管理をサイボウズからGoogle Calendarに乗り換えた時以来の大仕事になりますが、日々の業務連絡という「ビッグデータ」を意思決定の資源として活用していく上で、最善手である可能性を追求し、試行錯誤を続けていこうと思います。