(株)ヒカリシステム社長 |千葉県中心にパチンコ店、カラオケ店、介護事業、システム開発、YouTube、サイト&動画制作など幅広く経営

  1. DX

(昭和+平成)×令和!

新年あけましておめでとうございます。
世界にとって、なかんずく多数集客型アナログ接客産業(旅行観光・飲食)にとっては、本当にとんでもない年となった2020年でしたが、ぼやいてばかりでは生きている意味がない。
政治力の弱さも、大きな目で見てみれば自分たちが環境づくりを全うしていなかったという課題を突きつけてくれたということで、これはこれで各業種業界が取り組むべき「環境整備」の一環。

我々企業人としては、外的環境の整備にも当然関心を持ち、行動すべきですが、やはり最優先ですすめるべきは自分たちが自律的・主体的に実行できる、自分たちの責務を全うすることです。

ということで、毎年一年の始まりは正月営業に勤めてくれている各営業店スタッフの皆様への感謝とお願いのごあいさつ回りの時間です。
昨年に比べると、体感的には交通量は1/2〜2/3程度、ここ数年悩まされていた渋滞にもほぼ巻き込まれず、順調に移動を重ねることができる一方、集客状況はやはり芳しくありません。例年であれば挨拶もそこそこにしておかないと現場の業務を邪魔しかねない時期ですが、今年は少しゆっくりお話できる時間も取れてしまうのが現実です。

そんな中、今年改めて「整頓」と「清潔」にウエイトを置いて「異常な集団」への覚醒を呼びかけてきましたが、とある店舗のリーダー格アソシエートさんから「若いメンバーに整頓をお願いしても、『何をやったらいいかわからない』と言われてしまうんです。どうすればいいんでしょうか?」という相談を、複数頂きました。

考えてみれば、年末の「大掃除」の風景も、昭和生まれの我々40代が子供の頃にやっていたことと、平成生まれの20代学生が子供の頃にやっていたことは様変わりしています。自分の幼少期には、自宅周りでも複数の家庭が障子を張り替える作業を目にしましたが、いまはそもそも障子を使っている家庭を見つけるのが難しいぐらい。まさに「昭和は遠くなりにけり」です。

つまり、件のリーダーさんの悩みの原因は、平成生まれのメンバーが能力に劣っているから、ではないということです。単に、幼少期積み重ねてきた経験体験の種類が異なっているだけです。故に、自分たちの「常識」がそのままでは通じないとう事象が起きているのです。

逆の立場で考えて、物心ついたときからスマートフォンに囲まれて育った20歳から見れば、フリック入力のできない40代はウサギとカメの「カメ」に見えているかもしれない。

「掃除のできない若者」と「スマホを触れないおじさん(おばさん)」が、同じチームで働くわけですから、意思疎通のための物的・人的環境づくりは重要なのです。

こういった悩みは人類史上初ではありません。数千年前の文献にも記載される、普遍的な課題が、自分たちにも実感を持ってやってきた。ただ、流れる情報の量とスピードは、コンピューターの発達普及のおかげで、人類史上最高に複雑で速い環境にはなっています。かくも膨大なデータ処理作業を、コンピューターの助力抜きで実施しようという考えが、いかに非現実的な考えなのかということを、これからも我々は事実で見せ続けられることでしょう。

カラオケ部門アソシエート(パート・アルバイトの当社総称)さんが使っているチェックリスト。基準や注意点を細かく具体的に書き込んでいる。

アナログで無意識・無自覚的に「感覚」で実施していることを、デジタルで言語化数値化して「データ」として処理していく。最後にもう一度アナログ化することで「感情」が「動き」、すなわち「感動」が生まれ、大きな付加価値になる。

この考え方の枠組みを、何度も何度も繰り返し、自分たちのチームに浸透させていきます。

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