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  1. DX

GWS発想法!

GWS発想法!

当社では半年ごとに事業部(計上的な事業活動に取り組む縦割りの組織)とプロジェクト(組織横断的に全グループの課題に取り組む斜めがけの組織)が「実行計画」と呼ぶ、6ヶ月に渡っての行動計画を作成します。

目的は・・・

事業部は会計年度に合わせて4〜9月・10〜3月、プロジェクトは暦年に合わせて1〜6月・7〜12月という周期での実行計画を作るので、直前期となる3・6・9・12月の年4回に全事業部と全プロジェクトの実行計画を社長がチェックするという仕組みになっています。(加えて、直属部下の個人実行計画もチェックしています。)

作る方も、チェックする方も、相応の時間とエネルギーを注入してやり続けている本活動ですが、以下に掲げる2段階の目的を達成するためにやり続けております。

  1. 「発想力」と「論理的思考」の訓練
  2. チームが方針と計画を理解し、完遂できる環境を作る

この2つの目的は相関関係にあり、一言にするならば「今まで通りのやり方では達成できない目標を実現する為の準備」という事になります。


条件は・・・

限られた時間の中、多岐にわたる部門のチェックができるのは、どの部門も「共通の道具」「共通の言語」「共通の認識」に基づいて作業をすすめるからで、逆に言うと、作業の過程(プロセス)や出来上がった計画の説明(プレゼンテーション)を受けた時に、チェックする人(社長)が理解できない時は、「道具」「言語」「認識」にズレがあることを教えてくれるというわけです。

様々な建物を作る時に、規格化された道具や法制化された計算手続きを踏んでいれば、事故を起こす前に不整合を発見することができる。間違った計算、間違った素材、間違った工法で作られた建物に生命をあずけるなんてリスクは、多分皆さん背負いたくないでしょう。

まれに(しょっちゅう?)「通常業務が忙しくって重要かもしれないけど緊急じゃない業務に回す時間なんて無いよ」と言わんばかりの計画書の説明受けるときもありますが、偽装設計の建物に貴重な社員・アソシエート・お客様の資源を預けるわけにはいきませんから、こちらも心を鬼にして・言葉は極力仏の言葉になるように努力して(鬼の言葉になっていることが間々あるようですが)取り組んでいるわけですが、この重要な作業にもDXの流れを無視するわけには行かないということで、2020年頃よりGWSを制作過程に導入し始め、作業の部分によっては従来のやり方よりもより合目的な結果が出るようになってきております。

Step1.GWSで発想する

もとよりデジタルツールは「整える」「まとめる」という業務についての強みをもっていましたが、「うみだす」「広げる」という面については「対面の会議じゃないと良い知恵なんて出ないよ」とおっしゃる方がいらっしゃるように、どちらかというと苦手とされる領域でした。

しかし、GWSが持つ2つの道具、すなわち「Meet」と「Jamboard」を使いこなすことで、時と場所の制限を極小化しつつ、時と場所を同じくしていた時と遜色ない「チームでの知恵出し」を、我々レベルでもできるということがわかってきました。

(株)武蔵野さん主催の経営サポート会員制度を利用している企業様であれば馴染みがあるであろう「未来対応型問題解決シート」で作業を実体験されている方であれば、発想を広げる領域と、情報を整理整頓する領域に分かれていることが含まれていることにお気づきかもしれません。

このアイデア・情報を「発する」「広げる」時に、よく使われるツールが「付箋型メモパッド」と「ホワイトボード」。これを「手を動かしながら」「目や声で共有しながら」、「考」より「行」で脳に仕事をさせることで、通常では使わなかったような脳の領域から、価値のある情報を引っ張り出すわけですが、先述した「Meet」と「Jamboard」というクラウドサービスを、大型ディスプレイとタブレット端末・ペン型入力装置などのハードウエアと組み合わせることで、随分似たような脳を動かす環境が再現できるのです。

しかも、これら2つのサービスは「GWS」に含まれていますので、新たな手間もコストも不要です。特にJamboardはあまり馴染みのないサービスだと思いますが、GWSを導入している組織で、GmailGoogle Calendarしか使わず、ほの「クラウド上のホワイトボード」を使ってないのは、控えめに言って「大損してますよ」ということかと思います。

具体的な作業の様子は、近日中に弊社HPでもご紹介することになっておりますので、「発想展開の新たな様式」にご興味をお持ちいただけた方には是非ご覧いただければと思います。

本トピックはボリュームあるので、続きはまた次週・・・

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