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  1. DX

オリジナル!

今日は、Googleの統合オフィスソフト「G Suite」から、表計算ソフトの「Spreadsheet」で、Excelには無い関数を使ってみるという話。
ネットにいろいろなグラフが載っているんだけど、自分のみたい形とちょっと違う、できれば元データを加工して見やすい表やグラフにしてみたい、なんてときに使う小技です。

例えば、最近話題のCOVID-19、新型コロナの感染に関するニュース。
なんだか、検査をしたら陽性だっていう、単純なニュースばかりがテレビに流れているけど、5月と今と何が同じで何が違うんだろう?って、自分の頭で考えてみたい時、まずは一次情報に近い(はずの)公の組織が使っているデータを参考にしようということで、東京都の情報サイトを見ると、出てくるグラフは下の通りで、比べてみたい期間がグラフになってない。

どうやら下部にデータテーブルがあるんだけど、なんだかコピペではうまく行かないってときに、活躍するのがGoogle「Spreadsheet」オリジナルの関数「=importhtml」なんです
詳しい関数の説明は、ググってください。
上記の通りの呪文を唱えると、あら不思議、
きれいに東京都様のデータテーブルを引っ張ってきてくれました。
あとはこちらのまな板の上で調理をするばかり、と思ったら、結構手間がかかるテーブルだった。
importhtmlでもってきたデータは日付が降順(新しいデータが上で古いデータが下)
そのままの表だとソートできなかったので、記載の通りコピペして、日付を昇順に変更、ってやってみると、なんと日付データが使えない文字列扱い。
関数でバリバリっと文字列を日付データに変えれるかなと思ったが、私の知識では「April 1」という文字列形式を一般的に数値データに変える方法が思いつかず、データ量も限られていたので、関数化は日付部分だけでよしとして、基本の「date」関数と「right」関数で半自動化変換。

以上のようなオペレーションを経て、自分で見たかった期間のグラフをつくることができました。
ちなみに、このグラフを見ると、ここ最近報道されている「陽性反応人数」の増加よりも「陰性反応人数」の増加のほうが圧倒的に顕著であるように思うのですが(確かに陽性率の上昇は多少気にはなるものの)、なぜテレビでは陽性反応数のみが喧伝されるのでしょうか。

やっぱり、自分の目で見て自分の頭で考えることは大切で、そのときに便利な道具として「G Suite」は超おすすめなのです。

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