(株)ヒカリシステム社長 |千葉県中心にパチンコ店、温浴施設、宿泊施設、介護事業、システム開発、YouTube、サイト&動画制作など幅広く経営

  1. 仕事

整えて備える!

12月24日、何故か例年「クリスマス」なる日に実施することが多い当社の環境整備点検。今回で176回目です。

今週から各店舗に新しい遊技機規則に基づいて製作された定番ブランド商品が入荷され始めてます。規則が変わり、お客様にとってメリットと思われることだけでなく、デメリットと思われかねないことも、併記して、よりよくご理解いただこうという姿勢が見て取れます。

課題は、企業としてこの戦略ブランドに取り組む一体感が発展途上ということが、これまた現場を見ることでわかりました。すぐに制度上の変更を指示、スピードでの実施報告を待ちます。季節性の要因が主だとは思いますが、テレビ報道で「第三波」が大騒ぎされる中、お客様に安心してご来店いただくためにも、オーソリティが提唱する指標を無視するわけには行きません。ということで、各店舗、湿度と二酸化炭素濃度のチェックはしっかり行っています。新型ウイルス騒動の影にすっかり隠れてしまいましたが、2020年はパチンコ店にとって、もう一つの大きな転換点となった年です。すなわち、切っても切れない関係と思われていた「タバコ」との接点が、改正健康増進法の施行により大きく変動しました。

こういう新設設備も、ただ設置しただけでは「新設」であっても「親切」ではない。始めて来店されるお客様視点で指摘ができるのも、現場を複数部門の複数の視点で点検する効用です。こちらの掲示物も、すぐに改善を指示。環境整備点検に参加するメンバーは、必ず経典を読んで感想文を書くルールになっています。出版から10年経っていますが、今読んでも色褪せることのない、まさに原理原則が詰まった本を定期的に読み返し、感想文をチェックすることで、みんなが素戻りしないための仕組みです。日々ご入場いただくお客様には検温をしていただいていますが、従業員も健康チェックを行っています。
ところが、従業員の健康チェックをやっているということをお客様に伝えていなかった。
「報告のないことはやっていないことと同じ」です。日々データに蓄積する一方で、アナログでもわかりやすくお客様に安心安全な遊技環境づくりに努めていることを知っていただきます。昨年より始めた温浴施設でも、ならではの「安心安全確保」のための環境づくりをしていました。入浴中の死亡者数は毎年2万人弱になるそうで、COVID-19の馬鹿騒ぎどころの数字ではありません。テレビに惑わされて、本当に気をつけなければいけないことを忘れないようにしましょう。20ある点検項目がしっかり実施されるのは喜ばしいことですが、点検項目以外の「素顔」にスキがあるようではまだまだです。
「言われたことはやれる」という基本を、「自ら課題を発見し、解決する」という自主自立型集団にレベルアップさせるためには、まだまだやることがたくさんありますね。まもなく、日本映画史上で最高額の売上高を達成する(もうしてると思いますけど)ブームにもちゃんと乗ってます。世の中の動きを読み取り、何が今喜ばれる行動なのかということを自主自立的に考え続けることが、「環境適応業」には必須の能力です。

点検終了後は次回の点検がより良くなるためのアセスメント

具体的な事例を題材に、お互いの認識の小さなギャップに気づき、それをすり合わせする活動を通じて「共通の認識」に基づいた行動が取れる集団にするために、終了後の振り返りは欠かすことができません。

使う道具は変われど、活動の目的や条件は大きくは変わらない。道具を使うことが目的にならないよう、こんな環境下だからこそ成果の上がる活動にするためにはどうすればいいのか、の試行錯誤を継続しています。

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