夕方、炊飯器のタイマーに合わせて作業を再開。タッパに移しておいたカレーベースを冷蔵庫から取り出す。スーパーで買ってきたエビの殻をむき、背わたを取・・・ろうと思ったら、最近のエビは背わた抜き加工済みなのか。開けど開けど、一片の背わたなし!
楽ちんだなぁと思いつつ、こうやって21世紀の生活にはドンドンブラックボックスが増えるんだね、と複雑な感情。マスタード、ホットチリ、コリアンダーを油で炒め、そこにカレーベースを投入、馴染ませたら顆粒のスープとトマトジュースを投入。なんだかエスニックな感じが出てきた。エビだけだと寂しさを感じたので、冷凍のシーフードミックスを追加購入。こんなのも昔は一つ一つ下ごしらえしたんだなぁ。10分ほど煮込んだところで火を止め、仕上げにガラムマサラとタマリンド代わりの練り梅を投入。かくしてカレーソースが完成。炊きあがった五穀米の横にソースを注ぎ、食す!小麦粉と、コショウを使っていないサラっとしてスッキリした夏らしいカレー。
最近はルーを使わないカレーが流行りらしいが、香辛料を一揃する初期投資を乗り越えて、自分好みの組み合わせでスパイスを生活に取り込んでいくことで、多様性が広がる。漢方薬に使われるスパイスも数多くあり、自分の体調と相談しながら生活を楽しむには、コスパの良い「趣味・娯楽」だと思う。
変にこりすぎて、ガジェットに走らぬよう、主婦の尊厳に抵触せぬよう、配慮を払いながら楽しみましょう。
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