毎年3月(原則)第1金曜日に翌年度の経営計画を社内外に発表します
ここ数年は世情を鑑み、リモート開催など内容を限定して行っていましたが、今年は久しぶりにフルスペックでの開催を予定しています
だから、というわけではないのですが、今回の発表会は自分にとっても会社にとっても、例年以上にアクセントをおいた会にしたいと思っています
とはいうものの、作業スケジュールそのものは2007年3月5日に行った第33期経営計画発表会以来、基本的には大きく変わっておらず、1月末から約1ヶ月かけて日々集めていた情報と思いを形に紡いでいきます
週の前半は介護事業部門の環境整備点検と地元金融機関様主催の異業種交流勉強会
「形から入って成果に至る」は回を重ね、粘り強く現場を動かし続けることで意思が伝達していきます
とはいえ、人の動きは生々流転、伝わったと思ったら新しいメンバーが加わるということを何度も何度も繰り返し続けることで「風土」が醸成されていく
そしてそのような営みは自分たちだけの特別なものでなく、世の中の数多くの志ある人間集団が取り組み、挫折し、成し遂げ、そこかしこに喜怒哀楽が生まれています
そんな人の業に触れ続けることが楽しくて愛おしい、なんて言えるかっこいい大人を目指して、エゴ丸出しの全力を出していく次第です
週の半ばからは当社の各部門リーダーが、次世代のリーダー候補たちをともなって一堂に会する「ヒカリイノベーションキャンプ(HIC)」開催です
以前は宿泊施設を利用していましたが、夜の懇親会が盛り上がりすぎて翌日以降の作業に支障をきたす面子が散見されたことも有り、数年前から自社研修施設での開催となりました
これに先立ち、より現場の具体的な活動に従事するメンバー達による当社の活動とその規範となる経営計画の具体的なアセスメントをしてもらっています
この会で集まるメンバーは、それら具体的な情報を踏まえ(たという体で)、社外の環境変化なども踏まえた、より俯瞰的・抽象的な視点を持って当社の活動(実績・計画)を「定義」します
定義する手段は数字と自然言語
もちろん人の営みには言語化されていない意思疎通もありますが、より大量の多様なメンバーが確度を上げて有機的組織的に活動し、成果を上げるためには一定の「言語化≒デジタル化」は避けては通れない
もちろんデジタル化するためには論理的思考も大切になってくるわけで、こういった活動の積み重ねが、「論理で底固めのできた=人智を尽くした」集団になれると思うわけです
昔からある「陰陽説」のように、中居くんの言葉にあったように、何かと何かの間に真実はあると思っています
トップダウンとボトムアップ
論理と感情
抽象と具象
数多くある「両片」を行ったり来たりする「両利きの経営」に、「世界水準の手法」を取り込んでいきながら、経営者として最高の作品づくりに挑み続けてまいります
来週は合宿形式で同じ役割を精一杯勤め上げていらっしゃる皆様との貴重なエネルギー交換の機会もあります
なんの定義もなく「最強」を宣う寒波なんかに遠慮している暇、全く無いですね