少し間が空きました、11月末から12月にかけてやたらと外出の機会が多くなりました
今年になって会合の機会がぐっと増えたのは、やはり人間が群れの動物だからでしょうか
岐阜県遊協のイベントの後、そのまま京阪地区の経営者仲間との勉強懇親会に参加の電車旅
からの、一旦帰宅後荷物をバタバタ入れ替えて成田空港へ直行
飲食業で世界を股にかける経営者たちとの久々の海外視察で香港に向かいます
深夜の到着早々スマホをタクシーに置き忘れたり、それが無事に還ってきたりと、なかなかの盛り上がりを見せつつ、4年ぶりの香港の街の移ろいを観察します
今まではマカオとセットで視察することが多く、1泊ぐらいしかしない旅程だったため、これだけガッツリ香港の街を歩くのはある意味初めての体験となってますが、想定以上にキャッシュレスが進んでいなかったり、なのに中心市街地の賃料相場は高騰し続け、なんだか街全体が政治的にもスタグフレーションのような空気感でした
3日目となる土曜日は朝から車で郊外をぐるぐる周り、後半は市街地をホッピングしながら昔ながらの銘店がどのように変わってきたのかを、現地飲食店経営者の解説を受けながら動いて食べて飲んで、体で感知
五つ星の中にあるバーラウンジでも英語が十分に通じない現実があったり、よく比較されるシンガポールと比べるまでもなく、すでにここは中国なんだなぁということをひしひしと感じさせられます
ちょっと面白かったのはナイトマーケットのある屋台にならんでいた旧式のデジタルカメラの数々
スマホに撮影機器の王座を乗っ取られるまでは自分も数台のデジカメを使い繋いできておりましたが、その現物がまだ商品として販売されているというのはなんだかすごいバイタリティを感じます
1杯800円程度の米麺でつくられた夜食にピッタリのレストランが、坪6-8万円の賃料で営業しているという破天荒な状況含め、変化の速さと粗さを目の当たりにして、日本の上品な感覚だとアジア市場に乗り込んでいくのは大変なんだなぁと、少し気が引き締まります
4日目はやはり超高額賃料を支払いながら庶民の朝食を支えるお粥店から出発し、2階建てのトロリーバスで中心市街地めぐり
日本のお酒を取り扱うホテル内の高級酒販店を紹介してもらい、日本酒や焼酎には世界の伸びしろしか無いということを感じます
昼食は、後で判明したのですが今回の旅行で最高値の食材をいただきました、深謝
近くの多国籍ビルを彷徨い歩き、国際都市香港のちょっぴりダークサイドを覗き見できました
よるは今回お世話になっている現地経営者の親族がお住まいというランマ島に船で渡り、海鮮料理をいただきました
からの、フェリーで中環地区に戻ってSOHO地区のナイトライフを視察
最終日は朝からチェーン展開する中華の高級業態を訪問、たまたま食事中に同行する凪スピリッツさんのカリフォルニアの店舗がアワードを受けたというニュースに触れ、プチ祝賀会となりました
今回は実際に現地で店舗を経営する(していた)経営者の方々と視察できたことで、生々しい現実話を沢山伺い、また、その場所を自分の目で確認できたことが大きかったです
自社の活動・変革がややもすると硬直化してダイナミクスにかけているなぁという視点を得ることができました
ゆでガエルになっていつの間にか手遅れになることの無いよう、常に経営に安定と不安定・緊張と弛緩を同居させ続けるよう、邁進してまいります
それにしても、みんな美味かった!