いつの間にやら11月、霜月ですね。暖かくなったり寒くなったり、下手に風邪を引くと、例の呼吸器系感染症か?とか勘ぐられて面倒くさいので、皆さんご自愛していきましょう。
10月25日をもって、首都圏にて実施されていた「リバウンド防止期間」なる、超法規的な行動制限期間が終了し、残すところは「同調圧力」という集団心理を、どのような手段で・どのような速度で変化させられるか、という期間に入ってきます。
人間が合理的に動かないことを所与の条件として、合理的でないことを嘆くのではなく、合理的ではない人間社会の中で自分たちが成果を上げるためにできることに意識と行動を集中させていきたい。そのための環境を、内部・外部で整えていくのが社長の役割であり、その中で方針を実施し・成果を上げることが社員のお手柄です。
10月19日に公示、10月31日に投票という、類を見ない短期間で実施される、「政権選挙」たる衆議院選挙に向け、昨年の政策により息を永らえることができた産業・企業として、将来の法的・世論的な環境を整える上でも、重要課題として社員のみんなと向き合っております。
「業務」としてではなく「意義」を感じて行動してくれる社内有志には本当に感謝です。
余談となりますが、イェール大学のDr. Amy Wrzesniewski教授によると、「仕事」とは何かという捉え方には3つのパターンがあるそうです。すなわち、
- Job=お金と生活のため
- Career=昇進や名誉のため
- Calling=社会的意義と使命感のため
という捉え方があると定義づけられております。
これらの「仕事捉え方」は、どれか1つということではなく、同じ人の中でもその時々によって複合された位置づけを占めると考えられますが、自分自身の現時点での立ち位置を、3つの要素の比率で表現してみたりすることも、なにかの参考になるかもしれません。
先週は、まずは月曜、週末を岐阜県での環境整備点検で過ごした後、選挙活動の真っ只中である成田まで、約20名の会社の仲間達と演説会の応援に行ってきました。遠回りですが、自分たちの仕事を社会と結びつける環境整備です。
続いて水曜日、千葉県パチンコ事業部・温浴事業部・サポート部門の環境整備点検。「これ以上何を改善していいのかわかりません!」というところからもう1歩の「深堀り」と「仕事をやりやすくする=業績により直結する」環境を整えて備える、というコンセプトがジワリジワリと浸透してきていることを現場で感じます。
整理整頓で粗利に直結するスペースを広げる 収納の達人テクで、こちらも売上に直結するスペースを作り出した 年代・職種を問わず、道具の共通化が進む
火曜日、機械設置完了 日曜日、販売は始まっている
「なぜそこにそのメッセージを配置するのか?」仮説と検証が大切。 シフト制ゆえのコミュニケーションギャップを手書きで埋める。 20ヶ月ぶりの懇親会 20ヶ月ぶりのスマイル
更に、土曜日はカラオケ部門の環境整備点検。緊急事態宣言・リバウンド防止期間・その他バンバンで長く営業をすることができなかった部門だけに、スタッフの確保もままならず、正直「きついよなぁ」と思いながらも、今の姿をそのまま評価しようというスタンスで久々に実行できた環境整備点検です。週末ということもあり、多くのお客様の応対をこなしながら我々点検チームを受け入れて頂いた現場スタッフに、改めて感謝いたします。
鬼子扱いだったカラオケにも再び日が灯ってきました 営業をやっていることを知っていただくことからやり直し 増分売上の母艦になります 今年の忘年会は厳しい見通し 人心一新、バックヤードの武装は休業期間中も進行
未来に向けて、変化の行く先を嗅ぎ分ける 未来に向けて、社会の仕組みと向き合う基本
その他、再開しつつ有る幕張メッセでの展示会に参加したり、週末の選挙に参加したり、なかなか中身の濃い一週間でしたが、年越を睨んでのスケジュールも例年通りの密度に戻ってまいりました。あとは、海外との移動が通常に戻ると、いよいよ「新型コロナ」が「その他コロナ」として扱われるターンに入っていくことが想定されます。
次のステップの中での自分たちの「Calling」に向け、やることが山積していることに感謝しつつ、粛々となすべきことを実施していきましょう!