7月3日公示された第27回参議院議員通常選挙
ちなみに、「公示」という表現には蘊蓄がありまして
「公示」は、[天皇の国事行為](憲法第7条)を伴う選挙の時だけに使われます。これにあたるものが衆議院の総選挙と参議院の通常選挙です。このほかの選挙では、国政選挙を含めて「告示」を使います。
(https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/gimon/054.html)
ということらしいです
いずれにしても、7月20日の投票日まで(正確には前日19日の23:59まで)、全国各所で「負けられない戦い」なのか「業界上げての大祭」なのか、ラストスパートが繰り広げられます
そんな最中でも、人の営みは粛々と続いているものでして、あの世とこの世を言ったり来たりする感覚で、日々は過ぎてまいります



以前から仕事柄様々な場所で様々な方々と交流する機会には恵まれていたわけですが、この半年ほどは、縁はあったけどさほど深くお話する機会もなかった方々と、じっくりと向き合わさせていただくことが多かったです
元来、人の顔と名前を覚えることが苦手な回路と自認しておりまして、時に失礼な返答を差し上げていることもあるかとは思いますが、一生の中でもこれだけ多種多様なコミュニケーションの中に身を置くことができる機会はそうそうあるものでもなく、幅も深さも結構なお点前体験が、今後の個人や会社の行動にも必ず実になるんだろうなぁ、実にしないといけないなぁ、とか殊勝にも考えている次第です




この世の中を決めている、動かしているのは、難しいこと・特別なことができる&やってるごく少数の人(A)と、簡単なこと・基本的なことができる&やっている多数の人(B)に分けられると思うのですが、その一方で、簡単なこと・基本的なことができるのにやらない人(C)も相当数存在し、簡単なこと・基本的なことができない人(D)に焦点を当てるよりも、その組織や集団の命運を握っているのは、案外(C)なのかも知れません
(B)の人に「もっと頑張れ!」というのが一番実現可能性があるのかもしれませんが、伸びしろがあるのは(C)なのではないでしょうか
ズレたたとえかも知れませんが、(B)は70点取れている教科、(C)は勉強したこともないので25点がせいぜいの教科だとすれば、(C)の正しい学び方を覚えることで、55点ぐらいは簡単に取れるような気がします




この「55点」をすぐに取らせてくれるのも道具を使う大いなる理由であり、ちょっと無理くりかも知れませんが、LLMの発展で全くコミュニケーションを取ることのできなかった技術と人間が結びつき始めている、そんな事例がどんどん増えていっています
今年発表されたGoogleのメディア生成AI「veo」の現行最新モデル「veo3」が7月10日からGoogle Workspaceの一部モデルで利用できるようになりました
下記の動画は、PCブラウザよりGeminiアプリにパック寿司の写真を読み込ませた後「寿司が子犬に変化していき、一斉に走り出す」と書き込んだところ生成してきた動画です
思った通りの動画をピタリと作るというより、頭の中のイメージを抽象的に他者に伝えたときなどに活躍しそうです
いつも間にやら我が家の家族も全員20歳を超え、自分自身も相応に老化が進んでいるのは自覚しておりますが、学ぶ意欲と道具の活用力はピンピンコロリの直前まで保ち続け、世の中に価値を振りまく(老害ではなく)存在であり続けたいものです

20th anniversary
最後に、みんなで期日前投票に行きましょう!