先週はテレビニュースでも引き続き「鬼滅の刃」ネタが豊富に報道されていました。映画の興行収入や、最終巻となる単行本が400万部近くという初回配本、それを求める三密を屁とも思わない行列など、忘年会需要を喪失して青色吐息の店舗型サービス業からすると、遠い異国の出来事のような、見事な「ブーム」のあるべき姿を描き出してくれています。
昔から、若者気質・その時々の組織論・リーダー論を語るメタファー(たとえ)として、漫画やアニメがたびたび使われていました。おそらく今回のブームに乗って、「鬼滅の刃」をメタファーとした考察記事が魑魅魍魎のごとく、ネットに載ってくるのでしょう。
ということで、その流れにライドオン!するべく、書店での行列を嫌ったわけではありませんが、発売日当日、電子書籍で配信された最終巻を0:00から読んだ中で感じたことを備忘録的に少し書き記そうと思います。
なお、当然、最終巻の内容がチラチラネタバレするので、「これからやっと最終巻読むのに!」という紳士淑女の皆様は、読了後、本ブログに再来店いただきますことを、従業員一同お待ち申し上げさせていただきます。
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